海外で留学生を募集している日本語学校の皆さま
現地のエージェントにとって、紹介しやすい学校とはどんな学校でしょうか。 自校の教育が質の高いものであることを説明する手立てとして、国際標準ISO 29991の活用をお勧めします。
ISO 29991「語学学習サービス-要求事項」とは
日本語学校や英会話スクールなどの語学学習サービスを提供している事業者向けの国際標準で
- 語学学習サービス市場の透明性及び信頼性の向上
- 消費者にとって不利益な慣行を防ぐことによる消費者の保護
- 全ての利害関係者に対する語学学習の質向上
といった項目を目的とした規格です。
おすすめ理由
ISO 29991認証を取得した日本語学校からは、「海外のエージェントから、「ISO 29991という国際標準に適合した質の高い日本語教育を実践していると説明できるので募集しやすい。」と言われた。」との報告もあり、顧客である留学生に対してだけではなく、募集活動を行うエージェントに対しても効果があることがわかります。
「あの学校は良い学校だ」と言いたいはずですが、「良い学校」であることをどのように説明できるでしょうか。「入学金・授業料が安い」というのは訴求力があるかもしれませんが、良い学生を募集するためには、あまり良策とは言えません。結局、「施設設備が良い」、「教師・スタッフが優秀である。親切だ。」など、客観的とは言い難い説明しかできていないかもしれません。